看護師からシップナースに転職!

豪華客船でゆったりと旅をする人々の話題はたまにニュースで流れていますよね?別に豪華でなくともいいのですが、客船の医務室などに勤務する看護師のことをシップナースと呼んでいます。

 

シップナースはかなり珍しい仕事です。病院以外の看護師の転職先の一つとして知った人も多いのではないでしょうか。

 

広い意味でのシップナースは「付添」ということになりますので、船内の医務室勤務ではなく、船旅における個人、および団体客に付き添う、いわゆるツアーナースや添乗看護師などもその範疇に含まれる場合もあるようです。

 

それではシップナースの仕事を詳しく見ていきましょう。

 

シップナースの仕事内容

シップナースは、客船に乗る個人客、および団体客の健康管理全般に渡る業務を担当していきます。船旅客の健康管理の中には、当然ですが緊急的な病気などに対応をする場合もありますし、彼らの心身の状況を常に観察していくことも含まれています。また、医療機関への患者の搬送も判断しなければならない場合もありますし、客に対する健康相談が必要になる場合もあります。

 

近年は船旅で海外へ旅行するケースも増えていますし、外国人客とのコミュニケーションも当然あるでしょう。シップナースには英語力も要求されているようですね。故に、看護師資格を有していて、英語力に長けている看護師がシップナースに向いていると言えそうです。

 

また、最近の船旅の客の傾向を見てみると、熟年者や高齢者が増加傾向にあるようです。退職した後にのんびりご夫婦で船旅、というケースは意外に多いのですよ。シップナースは基本的に全年齢を対象としていますが、高齢者の増加という現状にある日本ですから、高齢者医療に関してもよく理解しておく必要があるかと思います。

楽しい旅を提供するために〜コミュニケーションの大切さ〜

船旅を考えたとき、車や飛行機などと比べて、客と付き合う時間がとても長いということが挙げられます。旅行期間中の業務や客とのコミュニケーションでは、病院勤務では味わえないような体験ができると思います。

 

「健康に楽しく客が船旅を楽しめること」がシップナースにとって一番大切なことなので、業務以外での客とのコミュニケーションも大切になってくるのではないでしょうか。

 

病院以外の勤務を考える看護師にはシップナースという選択肢もありますが、その求人はなかなか出てこないという状況にあります。どうしてもシップナースになりたい!とお考えの看護師は、看護師専門の転職サイトへ登録して求人の紹介を待つというのが最善の方法になります。

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