看護師の病院以外への転職事例《ケース5 治験コーディネーターへ転職したUさん》
看護師の職場の中でも待遇が良いことで知られているのが企業看護師。企業内医務室勤務の産業看護師が特に有名ですが、それ以外にも企業で活躍できる看護師の仕事があります。そこで今回は製薬会社で治験コーディネーターの仕事へ転職することに成功したUさんの事例を見てみましょう。
転職のきっかけは?
企業へ勤務する看護師の大半は中途採用となっているので、初めは病院に勤務しており、16年間みっちりと経験を積んでから治験コーディネーターの道へ進むことを決意しました。以前から民間企業に看護師として勤務することを夢見ていて、なんとくなくですが治験コーディネーターの仕事に興味がありました。
治験コーディネーターになるための勉強とかはされましたか?
未経験者でも順応しやすい職種ということは伺っていたのですが、それでも不安があったので、少しでも治験コーディネーターについて知るために、まずは本を購入して勉強しながら転職活動を進めていました。勉強したといっても本を読んだだけであり、簡単な仕事内容などを知ることができただけですが…
やはり面接で色々なことを聞かれ、仕事の説明でも時々理解できない内容があったものの、本を読んでいたのでわかった内容もありました。少しでも勉強しておいてよかったと思います。
仕事に慣れるまで大変でしたか?
面接の結果、希望した給料よりは安くなってしまったのですが、何とか採用してもらうことができたので、ひとまずは安心していたものの、治験コーディネーターの仕事は専門用語を使用することも多いので初めのうちは苦労しました。
更にパソコンを用いてデータをまとめるような作業も多かったのですが、パソコンは比較的得意だったので、それほど操作に苦戦するようなことはありませんでした。パソコンが苦手だったらかなり苦労したと思います。