【インタビュー】紹介予定派遣から産業看護師をスタートした看護師Kさん
派遣には一般的な派遣勤務や短期派遣の他にも、紹介予定派遣と言われている雇用形態があります。
今回はブランクを経て紹介予定派遣として産業看護師への転職に成功したKさんのインタビューを紹介したいと思います。
元々病院で勤務していたのですが、出産を機に退職をして、しばらくは子育てに専念していました。子供が小学校へ入学したらあまり手がかからなくなったので、看護師として再就職を考えていたのですが、ブランクが8年間あり、看護師としての経験数が6年間とそれほど長くなかったため、正社員ではなく派遣で復職することにしました。
そして看護師専門の転職サイトで情報を集めていた所、派遣には紹介予定派遣という雇用形態があり、正社員として採用してもらうことを条件に就職が可能であることを知りました。
はい。転職サイトで私を担当していたコンサルタントさんが「良い求人がある」と言って紹介してくれたのが産業看護師のお仕事でした。人気が高い求人だけど常勤雇用にこだわる人も多いので、「紹介予定派遣の求人は狙い目」とのことでした。
注射や急変対応といった業務が無いということもあり、ブランクがある私としてはとても魅力を感じて復職先として選びました。
なんといってもブランクがあったので不安は大きかったですが、担当者がとても親切で色々と相談に乗ってくれるので安心できましたし、紹介予定派遣で病院から産業看護師に転職した他の看護師さんの事例も教えてもらったりしながら自信を付けつつ面接や履歴書の準備を進めていくことができました。
その甲斐もあって何とか採用してもらい、地元の企業の医務室で看護師として勤務することになったのですが、本当に正社員に登用してくれるのかと心配する日々を送っていました(笑)
採用してもらってから3ヶ月が経った時に、そろそろ慣れてきたし正社員にならないかという話をもらい、正社員として採用してもらうことになりましたが、正社員になったからといって特に変わった点は無く、給料が時給から月給になったことぐらいなので、3ヶ月の研修が終了して正社員になるような感覚でした。紹介予定派遣は経験が少なかったりブランクがあったりしても採用してもらえる可能性が高いようなので、産業看護師を目指している方はうまく利用してほしいですね。