看護師からフィールドナースに転職!
勤務先の選択においては給与、待遇、能力を活かせるか、職場環境など、人によっていろいろな基準があると思います。看護師の病院以外の転職先の一つとして「フィールドナース」が挙げられます。フィールドナースの勤務先は医療機器メーカーになりますが、その仕事内容ややりがい・魅力などを見ていきましょう。
フィールドナースは看護師資格を活かせる営業職
医療機器メーカーでは、病院などの医療機関へ自社医療機器を販売しています。
フィールドナースは医療機器製品の営業とその製品のアフターフォローなどを行うのがメインの仕事となります。営業が好きな看護師にはおすすめできる仕事ではあります。
ただし、製品の説明・使用における指導などを行う必要があり、高いプレゼンテーション能力が必要なる仕事です。さらに、医療機器の説明書などは英語で記載されているケースが多く、英語力が問われる仕事です。医療機器メーカーによってはクリニカルスペシャリストと呼ばれる場合もあります。
フィールドナースとして医療機器メーカーで働いている看護師は多く、営業を通しての人とのコミュニケーションが好きな方、医療機器という分野で能力を活かしたい方、英語力をお持ちの方にはおすすめの職種です。
フィールドナースは最先端医療の普及に貢献できる仕事
医療機器は日進月歩で高度になってきています。病院において日々使用する医療機器はとても大切ですよね。これらの機器の技術的な面からサポートし、情報なども提供していけるフィールドナースの仕事にやりがいを感じている看護師はとても多いんです。
患者に直接接する病院勤務の看護師とはかなり違いますが、医療機器の全てを網羅し、医療に貢献できる、これこそがフィールドナースの最大の魅力なのではないでしょうか。
医療機器についての専門的な知識・技術が必要となる職業ですから、医療現場での臨床経験者である看護師の需要も増加しています。病院以外への勤務をお考えの看護師は、フィールドナースも視野に入れてみるのもいいかもしれませんね。
英語力ということで、最後に一言付け加えておきますが、フィールドナースの職業に就きながら、さらなる語学力向上のために英語学校などに通っている方もいると聞きます。このような努力が直接収入アップに繋がるというのも企業勤務の看護師の魅力ですね。