看護師としてコールセンターに転職!
病院以外の場所で働きたいと考える看護師は、近年増加傾向にあります。以前の看護師の勤務場所はほとんど医療機関でしたが、様々な所で看護師の能力が重要視されてきている現代です。看護師の勤務先は多種多様というのが実情ですね。その一つにコールセンター業務があります。
コールセンターを専門としている会社もあれば、医療関係、および製薬会社などが外部に委託するという形のコールセンターもあります。コールセンターでの看護師の仕事は、基本的に電話における健康相談業務ということになります。直接患者と接している病院勤務の看護業とはかなり違ったものになりますが、看護師としての経験が活かせるコールセンターでは多くの看護師が働いています。
コールセンターで看護師はどんな相談業務を行うの?
最も多い電話相談は、怪我や緊急的な病気の対処における応急処置に関する問い合わせと言われています。特に、夜間や休日にこのような問い合わせが多くなる傾向にあるようですね。このような状況では、迅速かつ的確な対応が求められますので、求人においても臨床経験のある看護師が求められているようです。緊急的な内容もさることながら、健康に関する相談の問い合わせもかなりあるようです。専門的な立場から対応できる看護師はこの仕事には向いているのかもしれませんね。
健康ブームが花盛りなご時世ですが、コールセンターに勤務する多くの看護師が「私たちの一言がみなさんの健康増進に役立ってくれる」「ちょっとした怪我などにも自分の知識が役立った」「私たちのアドバイスでお客様の声が明るくなるのがとてもうれしい」、というような仕事のやりがいを感じているようです。
コールセンター業務では意外なところで看護師としての経験が活かせる
コールセンター業務では、姿の見えない相手と声だけでやり取りするわけですから、声のみで相手の状況を的確に判断できる能力を持っている、あるいはどのような状況でも迅速な対応ができるような看護師がこの仕事に向いているのかもしれません。後、大切なことですが、声だけの相手であっても、患者に接するのと同様な思いやりの心が必要になるのは言うまでもないことでしょう。
業務では、メールで対応する場合もありますし、勤務先によっては交代制の夜勤がある場合もあります。以外に精神的にハードな部分もあるコールセンター業務ですが、「声で相談者に安心してもらいたい!」という気持ちを持っている看護師は、コールセンター勤務も考えてみてもいいのではないでしょうか。
余談になりますが、求人を見ると電話相談に対する研修を行なっている企業も多いです。不安なくこの仕事に入っていけると思いますよ。