企業看護師の年間休日数は?(病院勤務などと比較)
企業看護師(産業看護師)に限らず、働く者にとって休日はとても大切です。休日はプライベートな時間であると共に、常日頃の労働から解放され、心身を癒すのには絶対必要ですよね。ここでは、企業看護師の休日について考えてみましょう。
企業看護師は年間休日120日以上が基本
年間休日数というのは、月に休むことが可能な日(土日・祝日など)に夏期休暇・冬期休暇などを合算した数値になります。この値から考えると、土日と祝日を合計した数値は115〜117日くらいになります。ですから、「年間120日の休日があります」と求人に書かれていてもさほど驚くことではありません。働く者から見ればごく常識的な数値になるのではないでしょうか。
さて、企業看護師の話しになりますが、企業に採用された看護師は、その企業の社員として企業内医務室などで働くことになるので、全てにおいてその企業の規則が適応されます。一言で言うと、年間休日数は一般のサラリーマンとそう大差ないものです。
基本的に、前述の120日に夏期、および冬期(年始年末)休暇と有給休暇を合算しますと、企業看護師の平均的な年間休日数は最低でも130日くらいになります。
企業看護師の年間休日数を他の現場と比較してみると…
看護師の勤務先の筆頭といえば、やはり病院になるでしょう。すべての病院に当てはまるとは思いませんが、4週8休、あるいは月8休というパターンが多いのではないでしょうか?
ただし、土日が常に休めるかといえば、そうはいかない場合も多々あるようですね。病院勤務の看護師の年間休日数を考えると、企業看護師とさほど変わるところはないと思います。
しかし、休日数がやや少なめである病院もありますので、平均的な数値で考えると、企業看護師の方が年間休日数はやや上回るかもしれません。
一般的に言われていることですが、年間休日数が125日〜130日くらい取れる病院は休日数が多いということのようです。逆に、年間の土日祝日数(115〜117日)を下回るような病院看護師は、ごく普通のOLやサラリーマンよりも休日数が少なく、忙しいということになるのかもしれませんね。
仮に、看護師の年間休日数が企業と病院とでさほど変わらないとしても、企業ではほぼ土日祝祭日は休むことができますし、もちろん夜勤はありません。(ただし、工場などを運営している企業の場合は、看護師も夜勤があるケースも可能性としてはあります。)プライベートと仕事を両立しやすいという点では、病院勤務より企業看護師の方に分があると言えるでしょう。