ブランクがある潜在看護師が企業系の看護師として再就職するには？

企業医務室の産業看護師や医療機器メーカーのフィールドナース、治験業界の治験コーディネーター・臨床開発モニターなど、企業の看護師の仕事は人気があります。

ブランクがある潜在看護師の中には、「企業への再就職に興味があるけど、人気が高そうだから難しいかも…」と諦めモードになっている人もいるかもしれません。

でも、諦める必要はありません！

特にブランクがそれほど空いているというわけではなく、看護師としての経験も豊富であれば、普通に探して企業系の看護師求人に応募すれば、採用してもらえる可能性は十分あります。

また、あまり経験があるわけではなく、ブランクも長くなってしまったという場合はしっかり対策を練れば大丈夫です。

第一に企業の仕事をするのに役立つ資格を取得したり、セミナーに参加をしておくことが重要です。資格というのは自分がこのような知識を持っているということの証明ですし、さらに面接などで「セミナーに参加した」と伝えれば、当然好印象を面接で与えることができます。

その上で経験が何年以上あるのか、ブランクが何年空いてしまったのかを再認識して、経験年数が3年以下である場合や、経験年数よりもブランクの方が長くなってしまった場合には、求人票にブランク歓迎と書かれている、もしくは未経験者歓迎などと書かれている職場に応募することで採用してもらいやすくなるでしょう。

上記のような対策に加えて、応募する求人をしっかり選ぶことで、採用率を高めることができます。

企業内医務室には、産業看護師が1人で勤務しているような医務室と複数の看護師が勤務している場合があります。

看護師が複数勤務していて、医師も勤務している医務室であれば先輩看護師が指導してくれるため、それを見越して未経験者や潜在看護師の採用を視野に入れている可能性が高いです。

これらの仕事は看護のお仕事とはかなり違ったお仕事です。そのため、どの職場に就いたとしても未経験であればゼロから知識を身に付けていくことになります。

中には「経験者のみ」を対象とした求人がありますが、それを避ければ基本的にどの職場も研修等が準備されているので大丈夫です。