当サイトでは、病院以外の看護師の仕事のなかでも人気が高い求人の1つである「企業看護師(企業内医務室で働く産業看護師)」を中心に、最新の様々な種類の病院以外の仕事を紹介しています。
病院以外の仕事に就きたい!【人気No.1は企業看護師】
病院勤務ならでは悩みや大変さを抱えている働いている看護師さんの転職先として1番人気があるのが、企業看護師(医務室・健康管理室の仕事)です。
正式名称は産業看護師、保健師の資格を持っている場合は産業保健師と呼ばれます。
企業看護師(産業看護師)が人気の理由とは?3つの魅力を紹介
体力的に負担が少ない穏やかな職場環境
病院に勤務する看護師さんの離職理由で多いのが「仕事がつらい」というものです。
とくに病棟勤務の看護師さんは、日中の激務に加えて夜勤シフトによる生活習慣の乱れが原因で仕事に対するモチベーションが上がらず離職に至るケースが多いようです。
そして、看護師不足の現代ですから、人員が少ないために一人あたりの負担が多い職場も多く、安易に他の病院に転職すると転職前より状況が悪化してしまうこともあります。
このような看護師転職市場において、病院以外の転職先として、夜勤無し・土日祝休みで穏やかな労働環境の企業の医務室が注目されているのは当然のことかもしれません。
スキルアップが収入アップに繋がる
企業の医務室・健康管理室で看護師として働く場合、それぞれの企業の一般社員という扱いになるので、給与は会社によって異なります。
しかし、日勤帯のみの労働時間を考えた場合、病院で働く看護師と比べて年収が高いケースが多く、大手企業になると看護師のなかでもトップクラスの収入を得ることができます。
また、昇給に関しても実力や貢献度をしっかり評価してくれるので、モチベーションアップにもつながります。
仕事を好きになれる
病院などでハードワークをこなしている看護師さんのなかにもやりがいを感じ、スキルアップや患者さんとの関わりを通して仕事を楽しんでいる方がいます。
しかし、多くの看護師さんはキツイ仕事の中でそのような心の余裕もなく、仕事を楽しめてないのが現状です。
プライベートを充実しようとしても交替勤務や残業による生活の乱れで休日を満喫できないこともしばしばです。
企業内医務室の仕事は体力的にも精神的にも余裕を持って働くことができる仕事なので、やりがいを見いだし、楽しみながら仕事をしている看護師が多いのが特徴です。
実際、多くの産業看護師が産業カウンセラーや認定産業看護師(日本産業衛生学会による認定資格)などの資格を取得し、仕事に活かしています。
企業看護師の求人は見つかりにくいって聞いたけど…どこなら見つかるの?
基本的に見つかりにくい病院以外の看護師求人の中でも求人入手難易度がもっとも高い「企業看護師(産業看護師)」は、約9割が看護師専門の転職サイトの非公開求人として扱われています。
看護師転職サイトは看護師に特化した転職サイトです。求人紹介や専任のアドバイザーによる就業相談、転職活動全般のサポートなどをすべて無料で利用することができます。
転職しようか迷っている段階の人や、とりあえず非公開求人を見てみたい人でも登録OK。就業相談をしたり、情報収集に役立てることもできます。
でも、どの看護師転職サイトでも企業看護師の求人が見つかるわけではないので、注意が必要!
転職サイトごとに求人収集力や力を入れている分野が異なるので、転職サイトによっては「企業看護師の求人がほぼゼロ」ということもあります。
そう、企業看護師の求人探しは転職サイト選びがカギになるんです!
おすすめの転職サイトはコチラのページで紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください♪
企業だけじゃない!看護師資格を活かせる病院以外の仕事いろいろ
現代社会では看護師のもつスキルは幅広い分野で必要とされています。
病院以外で働きたい看護師さんにおすすめの求人をタイプ別に紹介していきたいと思います。
企業系の仕事(産業看護師以外)
上で紹介した産業看護師以外にも、企業で働く看護師の需要が高まってきています。
一般企業で社員の健康管理や職場環境の改善に携わる産業看護師の以外にも、医療機器メーカーで医療機器に関するサポートを行うフィールドナース、治験関連企業で治験業務に携わる治験コーディネーター(CRC)や臨床開発モニター(CRA)、企業のコールセンターの仕事など、企業における看護師の働き方もいろいろです。
医務室勤務や健康管理の仕事
企業内医務室で働く産業看護師以外にも健康管理に携わる仕事があります。
しかし、一口に健康管理と言っても職場によって働き方や求められるスキルが大きく異なってきます。
健康管理系の仕事は穏やかな比較的穏やかな環境の職場多いので、転職することで病院勤務特有の悩みを解決できる可能性が高いですが、自分に合った職場を慎重に選ぶことも大切になってきます。
介護・福祉関係の仕事
高齢者が急増している日本では介護施設の数やその質も問われています。このような現状にあって、看護師の持つ技術や知識は高齢者の方々に光を当てるものだと感じます。
近年になって介護業務無しの健康管理専門員として看護師を配置する介護施設も増えてきていることから、今後さらなる需要が予想されます。
健診・人間ドック・採血の仕事
健診や人間ドックに関わる仕事も働きやすさの面で人気が高い仕事です。
「夜勤がない職場で働きたい」「予防医療」に興味があるといった看護師さんから選ばれています。
【その他】病院以外の仕事いろいろ
病院以外の仕事は他にもたくさんあります。
看護師を教育する立場になる看護専門学校の講師の仕事、旅行のツアーなどに同行するツアーナースの仕事など、病院以外の様々な職場で看護師さんが活躍しています。
また、一般的なクリニックではなく美容外科・整形外科クリニックやなども病院とはまた違う特徴がある仕事です。
さらに特殊な仕事になると、空路・陸路による患者の搬送に付き添うエスコートナースや脱毛エステサロン、空港の検疫官なども挙げられます。
- 美容外科・整形外科の仕事情報
- 美容皮膚科の仕事情報
- クリニック(一般診療科目)の仕事情報
- イベントナースの仕事情報
- ツアーナースの仕事情報
- エスコートナースの仕事情報
- 脱毛エステ・医療レーザー脱毛の仕事情報
- 空港(クリニック・検疫官)の仕事情報
病院以外への転職活動は早めに動き出すのが大切!
病院以外の求人は全体数が少ないので、良い求人に出会えるように早いうちから動き出しておくことが大切です。
転職サイトで求人を見たり、アドバイザーに就業相談するだけでも、いざ転職活動を始めたときの初動や判断力が全然違ってきます。
いつか病院以外で働きたいと思っている人は、看護師転職サイトの利用を始めてみてはいかがでしょうか。
看護師が病院以外で働くメリット・デメリット
例えば…
- 大手企業の産業看護師に転職すれば、看護師の平均年収(約519万円)を大きく上回る給料を貰えるようになる
- こども好きな看護師が保育園ナースに転職すれば、毎日楽しく、やりがいを持って働けるようになる
- 美容クリニックに転職すれば、夜勤が無いので体力的に楽になる。健康な患者さんが空いてなので精神的負担も減る
- 医務室や健診センターに転職すれば、病院勤務より格段に穏やかな職場環境で働けるようになる
- 派遣社員として治験コーディネーターの仕事に就けば、必要なだけ稼いでプライベート重視の生活にシフトできる
このように、メリットは人それぞれ異なります。
ただ一つ言えるのは、病院以外の求人にも目を向けることで、いろいろな悩みが解決したり、理想が叶ったりする可能性が一気に広がるということです。
そして、病院以外で働く唯一のデメリットと言われているのが、「病院で働くための基本的な看護技術が伸ばせない」ということ。
このデメリットに関しては、いつか病院に戻りたいという意思がある看護師さんは気をつけておきたいところです。
看護師が病院以外に転職すると給料はどうなる?
ずばり、年収が上がることもあれば、年収が下がることもあります。
しかし、一番大切なのは、「給与」と「仕事の大変さ」「やりがい」のバランスが取れているかどうかです。
重視するポイントや価値観は人それぞれ異なります。
例えば、「楽な仕事に就きたい!」という理由で病院以外に転職したい看護師さんの場合は、「楽な仕事」という点は妥協できないので、「給与」や「やりがい」を妥協点にして求人を選んでいくことになります。
逆に、「どうしてもこの仕事に就きたい!」という熱意を持って病院以外に転職したい看護師さんの場合は、「給料は多少低くても構わない」というスタンスで「やりがい」の面だけを重視して、職場の雰囲気やスキルアップ環境などをチェックしながら求人を探していくことになります。
また、「とにかく高収入を狙いたい!」という方は、体力的・精神的に辛い仕事も選択肢に入ってくるでしょう。
実際に病院以外の求人を見ながら、自分の中で譲れない基準をしっかり定めていきましょう。
【最後に】病院以外で働きたい看護師さんへ
病院以外の仕事に就きたいと思っている看護師さんは、視野を広く持ってください。
看護師の活躍の場は日々増えています。
『病院以外の求人に強い看護師転職サイトランキング』で紹介している転職サイトには、当サイトで紹介しきれていない種類の求人がどんどん登場してきています。
「あの仕事は人気があるから…」ではなく、自分の性格・特徴と看護師資格の両方からいろいろ考えてみましょう。意外と身近なところにあなたにピッタリな職場があるかもしれませんよ!