看護師の病院勤務が長続きしないケースが多いのはなぜ?

古い言葉になりますが看護師の方々は「白衣の天使」と称され、献身的に患者さんの世話をするその姿が褒め称えられたものです。また、この白衣の天使に憧れて看護師の道を選んだ方も数多くいると思います。

 

反面、「慢性的な看護師不足」ということはかなり前から言われ続けていることでもあり、裏を返せば「辞めていく看護師が多い」ということにもなるわけです。

 

女性ならではの理由で退職

「辞める」ということを現実的に考えてみたいと思います。病院勤務の看護師の大半は女性です。この女性という部分が「辞める」ことに関わってきます。

 

当然ですが、女性はある年齢になると結婚・出産があり、これを機会に看護職を退職するという方がとても多くなります。

 

また、子育てが落ち着いて「もう一度看護師に戻りたい!」と思っている女性は本当に多いのだろうなと感じますが、「ブランクがあって大丈夫なのだろうか?」と尻込みする方もかなり多いようです。

 

体力的負担・人間関係の悪化による退職

看護師の仕事はハードです。夜勤に残業、土日出勤、これでもかというほどの超過勤務。

 

これに加えて院内での同僚や医師との人間関係の複雑さ、コミュニケーションでの問題が輪をかけていますよね・・・。このようなことから肉体面、あるいは精神的なストレスなどで看護師を辞めていく方が多いのもまた事実です。

病院以外への転職も考えてみては?

病院の看護師が辞めていくのは結婚・出産という女性の特質、ハードな肉体労働、溜まり続ける人間関係における精神的なストレスがその理由の一旦になっていますが、結婚・出産で退職した看護師を職場に復帰させるような魅力的な何かが病院側にあれば!と思ってしまいます。

 

しかし、看護師不足がここまで深刻化してしまった今では「働きやすい病院」を見つけるのは難しく、今は満足して働いている病院がいつ「働きにくい病院」なってしまうかわかりません。

 

そういった現状もあり「病院以外への転職」を希望する看護師さんが年々増えています。

 

当サイトでは病院以外の様々な職場を紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

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